・行政書士試験の講座がいっぱいあってどこを選べばよいかわからない
・合格率の高い予備校、知名度のある資格学校を選べば間違いない?
・予備校選びで失敗したくない
これから行政書士試験を受験される方の中には、通信講座や予備校、資格学校の利用を検討されている方も多いと思います。
フォーサイト、スタディング、クレアール、ユーキャン、アガルート、といった通信講座からLEC、TAC、伊藤塾等の予備校・資格学校等、選択肢が多ければ多い程、選ぶのが難しくなりますよね。
そこで今回は、おすすめの予備校・資格学校の選び方をお伝えします。
この記事を読めば、数ある通信講座、予備校、資格学校の中から自分に合ったものを選べるようになります。
通信講座や予備校、資格学校の利用を検討されている方には役立つ内容となっておりますので是非ご一読くださいね。
予備校・資格学校と通信講座の違い
行政書士試験に対応した教育機関としては大きく2つに分けられます。
1つは予備校・資格学校、他方は通信講座です。
ここでは1つ1つの教育機関の特徴や魅力をそれぞれ説明することはせず、予備校・資格学校と通信講座という大きな枠で見た特徴を説明するにとどめます。
予備校・資格学校
予備校・資格学校の講義は、複数人を一度に指導する形式を採ります。
学校の授業を思い浮かべるとわかりやすいですが、広い教室に複数人の受講生が集まり、先生が前で授業する形ですね。
メリットとしては、
・良質な講師が多いこと
・受験生仲間ができること
・行政書士試験に関する有益な情報が豊富なこと
・自宅以外での勉強場所の確保が可能なこと
デメリットとしては、
・講義についていけなくなる可能性があること
・通学する手間が発生すること
・比較的費用が高額であること
等が挙げられます。
通信講座
通信講座は、予め講師が講義したものを動画にして受講生に配信するという形を取ります。問題演習については、eラーニングを活用しているところもあります。
※e ラーニングとはパソコンを使用し、web上でできる教育システムです。
メリットとしては、
・好きな時間、好きな場所で勉強できること(通勤時間等のスキマ時間を活用できること)
・繰り返し視聴できること
・通学の面倒がないこと
・比較的費用が安いこと
が挙げられるでしょうか。
映像授業なので、スマホやタブレットがあれば時間も場所も関係なし!というのはかなり魅力です。
デメリットとしては、
・モチベーションの維持が難しいこと
・わからないことが出た場合にその場で質問できない事
が挙げられます。
自分で学習のスケジュールを立て、モチベーションの維持管理できる方でなければ大変です。
通信講座はyoutube動画で勉強する感じに近いように思います。
もちろんyoutubeより講師の質が高いですし、広告で時間を奪われることが無いのは大きなメリットです。
動画学習についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
どちらも一長一短あります。
自身の置かれている環境や自分の性格を考慮して、総合 的に判断していただければと思います。
選ぶ基準
予備校、通信講座の特徴やメリット・デメリット、おすすめのランキング等は既に複数のwebサイトで紹介されているため、当サイトでは自分に合った予備校、通信講座を見つける方法をメインにお伝えいたします。
知名度、実績(合格率)、講師の質、価格、カリキュラム、キャンペーン(全額返金や割引)他、それぞれの予備校、通信講座が魅力のある制度を打ち出しています。
が、行政書士試験の合格を目的とするならば、選ぶ上で一番大切なのは自分に合うか合わないかです。
そして、これが自分に合っていたらほぼ大丈夫と言えるポイントは3点あります。
それが、
1:講師
2:(問題集やテキスト等の)教材
3:サポート体制
です。
順番に見ていきましょう。
講師
通信講座、予備校、資格学校を選ぶ際に最も重要視して欲しい要素が講師です。
学生の頃、教え方の上手な講師、自分の好きな講師が担当になった科目の成績が上がった経験はございませんか?
資格試験も同じです。自分と相性の良い講師が見つかればそれだけで合格する可能性は格段に上がります。
自分に合った講師に当たると、勉強内容がスムーズに理解でき、勉強そのものも楽しくなり、成績も向上するという好循環に入ります。
ですから、自分と相性の良い講師を見つけることがとても大切です。
注意して欲しいのが、受講生一般には評判の良い講師であっても自分にとってはそうではない。ということです。人それぞれ感性は違います。
ホームページ上の評価や口コミ、知名度は参考程度にとどめ、自分の感性で選ぶようにしましょう。
では、どうすれば自分に合った講師を事前に見つけられるのか。
これは無料の講義を受講するのがおすすめです。
大手予備校や通信講座であれば無料体験を実施しているところが多いです。
実際に受講し、自分に合うかどうか確かめると良いでしょう。
もう1つの方法はYoutubeです。
大手予備校や通信講座はYoutubeを活用していることが多く、所属講師のサンプルの講義動画を配信していることがあります。
気になる講師の講義を視聴できますので、ぜひ活用してみてください。
※全国展開している予備校の場合、特に地方では、希望した講師が担当になる可能性が低いことも申し添えておきます。
教材
次に重要なのが教材です。これを確認するためには2つの方法があります。
1つめは、その予備校、資格学校が出している市販の教材をチェックする方法です。
本屋に行き、テキスト・問題集・過去問を確認してみてください。
説明文の読みやすさ、解説のわかりやすさ、ページの見やすさ等をそれぞれ比較し、自分に合った教材はどこのものなのかを確認してみてください。
※予備校、資格学校が出しているテキスト、問題集はどれも質が高いです。内容的にはどれを使っても行政書士試験に合格できます。
もう1つの方法は、資料を請求する方法です。
送られてくる資料には、受講を考えている方に向けた魅力的な内容、制度、キャンペーン等その学校に関連する様々な情報が記載されています。
その中には使用する教材の案内もあり、サンプル教材が入っていることが多いです。
テキスト・問題集の数、説明文の読みやすさ、解説のわかりやすさ、ページの見やすさをチェックし、自分に合っているかどうかをチェックしてみてください。
ちなみに資料請求は無料できます。
複数の予備校、通信講座に資料を請求することをおすすめします。
サポート体制
最後はサポート体制です。
先に述べたように大手予備校の講義は、複数人を一度に指導する形式を採ります。
学校の授業を思い浮かべるとわかりやすいですが、複数人を相手にする形式では、一人一人の理解度合いを把握するのは非常に困難です。
同じ授業でも、理解の良い者、良くない者の差が出てきますよね。
これは通信講座でも同様です。
そこで重要なのが、受講生をフォローする体制が整っているかどうかです。
大手予備校の場合、わからないところは直ぐに質問できる体制が整っており、質問したいけどできないという状況に陥ることはありません。
通信講座の場合は質問できる体制がしっかりと整っているかを確認しましょう。
質問回数に制限がかかっていたり、回答までに時間が掛かりすぎるようなところはNGです。
そして何よりも重要なのが、講義内容のサポートだけではなく、勉強する上での悩み、
例えば、
・モチベーションが上がらない場合の対策
・成績が上がらない場合の対処法
・息抜きの方法
等を相談できる体制にあるかどうかです。
いくら質の高い講義を受けたとしても、勉強が続かなければ意味がありません。
無理なく勉強を続けられるようなサポートも充実していれば、安心して利用できるでしょう。
行政書士講座 一覧
行政書士試験に対応した予備校・資格学校、通信講座で、サポート体制が充実している、講義が特にわかりやすいおすすめのものを一覧にしました。
教育機関の利用を検討している方は、是非この記事でお伝えした選び方を活用してみてください。
詳細は各公式サイトをご確認ください。
予備校・資格学校
■東京法経学院 : 行政書士試験合格サイト 東京法経学院★★★★★超おススメ!!
講義が抜群にわかりやすい!寺本講師の講義はわかりやすい表現で、かつ、具体的な例を用いて解説される為イメージが湧きやすく、複雑難解な内容でもすんなりと理解できます。
それだけではなく、試験で使える裏技や語呂合わせ等、即戦力の武器まで伝授してもらえます。
短期合格を目指している方、他の通信講座・予備校で成績が伸びなかった方は是非お試しください!
▼わかりやすい講義を是非一度!寺本講師の講義動画(サンプル)▼
●指導コンセプト
本試験合格のためには確実な知識の修得と、問題演習などで本試験に対応できる実戦力を身につけることの両方が不可欠となります。
★行政書士★ 「 新・最短合格講座 2022 総合コース 」は初めて行政書士試験の学習をされる方でも「 基礎力総合編 」と「 合格直結講座 」をともに受講していただくことにより合理的な学習ができるカリキュラムとなっております。
総合コースには、配点の高い記述問題対策として「 記述式解法マスター講座 」や、直前期の総整理対策として効果的な「 直前ファイナル 」も含まれているので万全な態勢で試験に臨めます。
本講座は、行政書士の資格取得をめざそうとするすべての方を対象とした、初学者向けの基礎力養成講座です。
行政書士の本試験に合格するためには、出題科目において平均的に学習し、不得意科目を作らないよう、総合的な実力を身につけていかなければなりません。行政書士試験は、かつては比較的やさしい国家試験といわれていましたが、近年はますます難化傾向にあります。
さらに一般知識等に関しては、範囲を絞りにくいため、独学ではどこにポイントをおいて学習をすればよいかがわからなくなってしまうおそれもあります。しかし、本試験の出題傾向に合わせて、出題の可能性の高い事項から徹底的におさえていけば、合格に必要な実力を身につけることはそれほど困難ではなく、的外れな学習をして時間をムダに費やすこともありません。
「行政書士 新・最短合格講座2022」では、独学では乗り越えることが困難と思われるこのようなハードルを、確実にクリアするために、重要事項を徹底把握する合理的カリキュラムをご用意いしました。初学者でもわかりやすく、かつ楽しみながら学習できるようにさまざまな工夫を凝らしたオリジナル教材群の活用により、ムリ・ムダなく短期間で合格できる総合的な実力を身につけていきます。
引用:東京法経学院
通信講座
■アガルートアカデミー : 平成29年度の合格率が65%の行政書士講座
★★★★☆ おススメ!
充実のサポート体制!
アガルート様は講師、サポート体制、料金、どれをとっても素晴らしいサービスを提供されています。
合格率65%という驚異的な数字を叩き出したことからも実証されています!
分からない箇所を理解できるまで徹底的にサポートしてくれるので、勉強に対するモチベーションが下がりにくいのが大変魅力です。東京法経学院の寺本講師が合わない方は是非こちらを試してみてください!
アガルートの講座は、行政書士試験の合格に必要な情報が全て網羅された質の高い講座となっています。
令和2年度試験の出題カバー率はなんと95.7%。
法令等科目の記述式問題も的中しています。
また、学習の基礎となる「入門総合講義」の講師を選べるのも大きな特徴。
ガイダンス動画などを見て、自分に合う講師を選んだうえで講義を受けることができます。
学習でわからないことが出てきたら、 Facebookで講師に何回でも無料で質問することができるので、つまずくことなく学習を進められます。
音声ダウンロード、8段階の倍速再生機能、自分の弱点や覚えたいところだけをかいつまんで見れる「しおり機能」など充実した機能があるので、快適に効率よく学習を進められます。
実際、アガルートの講座は合格率67.2%で、全国平均の6.28倍の数値を叩き出しています。(令和2年度の結果)
この結果からも、アガルートの講座の質の高さが証明出来るでしょう。
引用:アガルートアカデミー
低価格&実力に合わせて講座を選べる!
■SMART合格講座 : SMART合格対策講座
【行政書士SMART合格講座 3講座】
効果的な学習方法を伝授する「超速講座」と、基本を学ぶ「速習講座」、そしてじっくり実践的な学習を支援する「実戦講座」の3講座があります。
人気の国家資格である行政書士を対象として長、短、超短の3つの講座があります。1つは、要点把握や復習に、また入門者や、行詰った人にお薦めの超速講座。2つ目は、行政書士の重要科目を重点的に解説する速習講座、そして3つ目はじっくり学んで実戦的な力を付けるための講座です。
引用:SMART合格講座
まとめ
行政書士試験の合格を目的とするならば、その予備校・通信講座の知名度や合格者の数、料金等は関係ありません。
それよりも自分にとって良いか悪いか、わかりやすいかどうかが重要です。
自分が良いと思った教育機関が、たまたまキャンペーンをやっていればラッキーぐらいの感覚の方が、長い目で見ると間違いありません。
そして、合格できるかどうかを決めるのは予備校・通信講座ではなく、自分である。これを忘れないようにしてください。
講座の内容やコンテンツがいかに素晴らしいものであっても、勉強しなければまず合格できません。
その為にも、自分のモチベーションを上げてくれるような予備校・通信講座を選ぶことが大切です。
キャンペーンの内容や人気、知名度等で安易に選択すると本末転倒になる可能性もありますので十分気を付けてくださいね。