参考書の使い方一つで勉強効率は大きく変わります。
今回は、圧倒的に成績を上げる参考書の使い方と題して、
私自身が実践し、実際に効果があった参考書の使い方をご紹介いたします。
なお、今回の内容は、私自身が編み出したものではなく、こちらの本で紹介されている勉強法をベースにし、行政書士試験の勉強に応用したものです。
そこで、この方法を軸にした参考書の使い方をご紹介いたします。
流れは以下の通りとなります。
1、1冊10分程度で民法(Ⅰ/Ⅱ)・行政法をパラパラ読み
2、もう1周、同じ速度で民法(Ⅰ/Ⅱ) ・行政法全体をパラパラ読み
3、(時間をあけて)流し読み
4、 (時間をあけて) 普通の読み方で通読し、マーキング
5、マーキングした箇所のみ読む
※すべての過程で、章末の確認問題は解かないようにしてください。
では1から順に解説します。
【1】【2】全体像を把握することが目的です。
【眺める】感覚でひたすらパラパラとめくってサッと1周します。
民法とは、行政法とはどういうものなのかを知る為の作業です。
この段階では理解しようとしないでくださいね。
最初から理解しようとすると間違いなく途中で心が折れます。
【3】2周した時点で、ある程度全体像を把握できると思います。
3回目は少し時間(翌日等)をあけて流し読みします。
この時も理解しようとはせず、軽く文章に目を通すように読みます。
これを1日1回、2日間繰り返します。
【4】 普通に読みます。これまでの作業で大分楽に内容が入ってくると思います。
読み進めると、理解できる箇所と理解できない箇所が出てくるはずです。
理解できない箇所を『マーキング』します。
(参考書は消せる蛍光ペンでマーキングするのをおススメします。)
【5】理解できなかった箇所(マーキングした箇所)だけを再度読みます。
意味や理屈を考えながら読むことが大事です。
それでもわからない場合は飛ばして大丈夫です。
ここまでで参考書を使った学習は終わり、問題集へと移ります。
読む時のポイントとして、
1章を繰り返して読むのではなく、1章終わったら次の1章、というようにどんどん読み進めることが大切です。
わからなくても気にせず先に進む。
そしてとにかくインプット。
ひたすらインプット。
この作業で基礎から応用までガッチリ固まります。
これで7~8割の問題は一気に解けるようになるでしょう。
その他は問題集を解いて出題の仕方に慣れるだけ。
限りなく合格に近づきます。
是非、試してみてください。