【簡単攻略】行政書士試験の難しい民法を攻略する3つのコツ

行政書士試験の難しい民法を攻略する3つのコツ 勉強法編

民法の得点が伸びない・・・

民法を捨てたい・・・

民法に苦手意識がある・・・

このようなお悩みをお持ちの受験生は多いと思います。

行政書士試験において民法は避けて通れない最重要科目の一つですから、捨てることもできません。どうすることもできない苦しみは非常によくわかります。

そこで、一人でも多くの行政書士試験受験生が、民法を得意になってくれることを願って、私が実際に多肢選択・択一式で9割得点した方法をお伝えします。

この方法を実践することで、民法の得点力が飛躍的に向上するでしょう!!

※民法に強い苦手意識をお持ちの方へ
強い苦手意識を持ってしまった場合は、東京法経学院の最短合格講座で基礎を速習したほうが早いかもです。
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難しい民法の攻略法

民法の攻略には3つのコツがあります。

  • 民法の考え方を知る
  • 適切な参考書を使う
  • 登場人物やモノを置き換える

これを抑えれば、民法がたちまち得意になるでしょう。

では順に解説いたします。

民法の考え方を知る

民法の根柢には一貫した考え方があります。それが【比較衡量】という考え方です。

比較衡量とは、どちらに落ち度があるか(かわいそうか)を比較して考えることを指します。

自分の宝石を盗まれた場合を例に挙げて考えてみましょう。

この盗まれた原因が詐欺行為だった場合、民法では、詐欺にあった側(被害者側)にも少なからず非があると考えます。

例えば、Aが儲け話に乗せられて大切な宝石をBに渡したところ詐欺に遭い、その宝石を第三者のCに売られてしまった場面を想像してください。

この場合、被害者Aが儲けたいという意思をもって自ら宝石をBに渡しています。

つまり、A側が欲を出さなければ、そもそもCは揉め事に巻き込まれなかったことになります。

ですから、より保護されるべきなのは 落ち度がある被害者Aよりも、お金を払って購入した(その宝石が詐欺で盗まれたことを知らない)第三者C という考え方をします。

※この、Cが、【宝石が詐欺で盗まれたことを知らない】という点が重要です。もしCが詐欺で盗んだことを知っているならば、CはAから返還請求されるリスクを受け入れて購入していることになり、Aが返還請求した場合は当然、CではなくAが保護されます。

では盗難の場合だったらどうでしょうか。

この場合、被害者Aの意思とは関係なく被害に遭っています。

被害者Aよりも、その宝石が盗まれたものであることを知らない第三者Cを保護すると、被害者Aがかわいそう過ぎますよね。

ですから、被害者Aを保護すべき、という考え方をします。

このように、民法の根底にはどちらに落ち度があるか(かわいそうか)を比較して考える【比較衡量】考え方があることがわかります。

民法の学習時、この考え方を頭の片隅に置いているだけで、理解度が格段に上がります

超重要なので必ず知っておいてください。

適切な参考書を使う

自分に合っていない参考書を使ってしまい、内容が理解できずに苦手意識を持ってしまうケース。これが本当に多いです。

これを防ぐために、今使っている参考書で理解できない内容が複数あれば、本屋で違う参考書の同じ内容の箇所を読んでみましょう。

それで内容が理解できるようであれば、そちらの参考書に切り替えましょう。

ただ、その1か所だけで判断するのではなく、他の内容にも目を通してわかりやすいかどうかを確認するようにしてください。

独学で挑む方は参考書選びが特に重要ですので、ここを怠らないようにしましょう。

なお、参考までに民法に苦手意識のあった私が得意になった参考書を掲載しておきます。

登場人物やモノを置き換える

民法では複数の人物やモノが現れる場面が多いです。

その時、そのまま本人Aさん、無権代理人Bさんで考えるのではなく、

本人を自分、無権代理人Bさんを親もしくは友人等、身近な人物に置き換えるようにしましょう。たったこれだけで状況が把握しやすくなります。

それ以外の具体的な方法については下記の記事で詳しく説明しています。

ワンポイント講座

民法のコツや疑問についてサクッと解説します。

状況を可視化する

民法を学習する時は、頭の中だけで考えるのではなく、必ず紙に書き出して状況を可視化するようにしてください。これだけで状況が整理され、理解しやすくなります。

問題を解く時に自然と状況を書き出せるようになっていたらベストです。

民法は捨てても良い分野がある?

リスクは非常に高いですが、どうしてもしんどい場合や時間が足りない場合は相続・親族分野を捨てるのもありかもしれません。

この分野は覚えることが膨大な割に、出題頻度や点数配分が少ないという特徴があります。

このコスパ最低の分野を捨てて、他の分野が完璧になるのであればその選択もあるでしょう。

ただ、そうはいっても民法の分野なので、記述問題や多肢選択で出題される可能性もあります。

そのリスクも考慮した上で、捨てるかどうか判断しましょう。

まとめ

行政書士試験の民法攻略のコツは

・民法の考え方を知る

・適切な参考書を使う

・登場人物やモノを置き換える

の3つあります。

それ以外にも、状況を書き出し可視化する方法も非常に効果的です。

試験日まで時間が足りない場合や精神的にきつい場合は、相続・親族の分野に限り、捨てる方法もあります。ただし、リスクが非常に高いことも理解しておきましょう。

以上、民法の得点が伸びなくて悩んでいる受験生向けに、即効性のある方法をお伝えいたしました。

この記事が、みなさまの試験勉強の一助となれば幸いです。

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