法令科目を得意にする2つの方法

法令科目 勉強法編

何を言っているのかが理解できない。

法令科目の勉強をしている時、こう思ったことはありせんか?

今回紹介するのは、この悩みをすぐに解決できる方法です。

私も相談者もこの方法を使って法令科目が得意になった実績があります。

この記事では誰でも簡単にできる2つのポイントをご紹介します。

この記事を読めば、きっと法令科目の勉強が楽しくなりますよ。

ポイント1:文章を区切って並び替え、簡単な言葉に置き換える

行政書士試験では逃れられない法令科目。

内容自体は簡単なのに、法律独自の表現でわかりにくい時があります。

そんな時に使えるのが『文章を区切って並び替え、簡単な言葉に置き換える』方法です。

文章を短く区切り、簡単な言葉にすることで理解しやすくなります。

例えば行政法の以下の文章。

『行政手続法の行政指導に関する規定は、地方公共団体の機関がする行政指導について
は、それが国の法令の執行に関わるものであっても適用されず、国の機関がする行政指導
のみに適用される。』

一回読んで意味が理解できたでしょうか。

内容的には簡単なのですが、文章表現が複雑な為にとても理解しにくくなっています。

これを以下の通りに言い換えるとどうでしょうか

『地方公共団体が行政指導する場合は、国の法律の執行に関わるものでも行政手続法の行政
指導のルールを適用しない。国がする行政指導のみに適用する。』

先の文章より大分わかりやすくなりましたよね。

簡単な言葉に置き換える、文章を短く区切って並び替える。

これが一つの方法です。

ポイント2:登場人物やモノを書き出し、身近な人物に置き換える

登場人物を書きだすところまではやっている方も多いと思います。

そこから一歩進んで、登場人物やモノを、身近な人物やモノに置き換えてみましょう。

A・B・Cという登場人物がいたら、A=自分、B=親、C=友人のように置き換えるということですね。

より現実味が増し、問題となっている場面を想像しやすくなります

例えば

『Aの子Bが、Aに無断でAの代理人としてA所有の土地をCに売却する契約を結んだ。Cが相当の期間を定めてこの売買契約を追認するかどうかをAに対して回答するよう催告したが、Aからは期間中に回答がなかった場合、Aは追認を拒絶したものと推定される。』

という代理の問題文があったとします。

この時にA=母親、B=自分、C=友達、A所有の土地=母親の土地、に置き換えてみます。

そしてポイント1の方法と組み合わせると・・・

『母親に無断で、母親の代理人として母親の土地を友達に売った。友達は母親に相当な期間を定めて土地を売るのか売らないのか答えるよう催促したが、母親は期間内に答えなかった。この場合、母親は売らないと答えたものと推定される。』

という文章になりました。これなら簡単に理解できそうです。

難しい文章、わかりにくい文章はそのまま読んではいけません。

わからない時は自分が理解しやすい表現に置き換えることで突破口が見えてきます。

まとめ

独学では特に、理解できないところをどうやって理解するかが非常に大切です。

この2つのポイントを使えば、誰でも簡単に法令科目の理解度を上げられます。

是非試してみてくださいね。

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