行政書士試験 情報通信分野対策

勉強法編

今回は、一般知識科目の情報通信分野についてお伝えします。

情報通信分野は、一般知識科目の足切り回避の為に、個人情報保護分野、文章理解とあわせて得点源にしたい分野です。

この記事を読めば、情報通信分野の出題傾向がわかり、学習の方針が定まるでしょう。

情報通信とは

情報通信とは、その名の通り情報を通信するものであり、何らかの媒体を使って離れた場所間で情報をやり取りすることをいいます。(ICTやITといった呼び方をされることもあります。)

この情報通信には、普段使っているパソコンやスマートフォン、タブレットなどの媒体から、SNSやメールといったツールまで幅広く含まれます。

ICT(Information and Communication Technology)=通信技術を使って人とインターネット、人と人が繋がる技術のこと。メール、チャット、SNSの活用、通信販売の利用、ネット検索など

IT(Information Technology)=情報技術そのもの。コンピュータ、ソフトウェア、アプリケーションなど

引用:NTT西日本

情報通信の出題傾向

情報通信ではインターネット技術に関連する内容が出題されます。

インターネットに関連する用語をそのまま問うものから、行政手続きオンライン化法、e-文書通則法、プロバイダ責任制限法、不正アクセス禁止法といった法律の知識まで、幅広く問われます。

毎年2問程度出題され、配点は1問4点です。

情報通信の対策・勉強法

情報通信分野は範囲が広い為、過去の出題傾向を分析し、良く出題されている内容を重点的に勉強するのがおすすめです。

近年よく出題されるインターネット関連用語については、話題になっている用語(例えば、IoTやAI、5G等)や、個人情報保護に絡む用語(ファイヤーウォール、コンピューターウイルス等)の意味を理解する、情報通信に関連する法律については個人情報保護法に絡む内容、例えば電子署名・電子認証といった仕組みについて学習するといった対策が効果的です。

予想問題集も活用して、効率的に学習しましょう。

IoT(Internet of Things)= モノのインターネット。離れた場所からモノの状態を把握する役割や、モノ同士が双方向でさまざまなデータをやりとりする役割を果たすもの。

AI(Artificial Intelligence)=人工知能

5G(5th Generation)=①高速で大きな容量の通信ができること ②信頼性が高く低遅延の通信ができること ③多数の機器に同時に接続ができること

ビッグデータ=事業に役立つ知見を導出するためのデータ

引用:総務省、KDDI、クロスコミュニケーション

行政書士試験 情報通信まとめ

行政書士試験に合格するには一般知識科目の足切りを回避する必要があります。

情報通信分野は、日常生活で比較的なじみがあること、同じく範囲が広い政治・経済・社会分野と違い、出題傾向がある程度定まっているころから正解を導き出しやすい分野でもあります。

個人情報保護分野、文章理解等とあわせて、しっかり得点できるように対策しましょう。

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