・文章理解問題が苦手
・文章理解問題を落としたくない
・最低でも2問は得点したい
今回は文章理解が苦手な人、確実に得点したい人向けに文章理解の勉強法を紹介します。
私自身、この勉強法で本試験で3問中3問得点しました。
この記事を読めば、効果的な文章理解の勉強法がわかります。
文章理解は得点源
文章理解は簡単な問題が多く、行政書士試験の一般知識科目の中で唯一得点が計算ができる分野です。
というのも文章理解は一般知識科目の調整弁になっていると考えられるためです。
一般知識科目は政治・経済・社会分野と情報通信・個人情報分野、文章理解の内容で構成されています。
この中で政治・経済・社会分野は範囲が広すぎて対策が非常に難しい上に7問出題されます。
範囲が広すぎることは出題者側にとっても問題で、受験者の実力を測る問題を作成しにくいのです。
出題者側が特に難しくする意図がなくとも、受験者側にとっては7問全てが難しい、となる可能性もあります。難易度の調整がすごく難しいのです。
そんな中で文章理解の問題も難しくしてしまうと、受験生の大多数が足切りに・・・。となりかねません。
そこで、難易度の調整がしやすく、勉強すれば必ず得点できる文章理解でバランスを取っているのです。
一般知識科目には足切り制度が設けられており、計14問中6問以上の正解が必要とされます。
その内、文章理解は全部で3問出題されますので、全て得点できれば精神的に楽になります。
受験生にとっては3問全問正解を目指したいところです。
文章理解の勉強法
文章理解の勉強法はものすごくシンプルです。
こちらの問題集を使って日々学習するだけです。
この問題集をおすすめする理由として、
・問題の解説が非常にわかりやすい
・あらゆる読解問題に通用するテクニックを習得できる
・厳選された質の高い問題ばかりが収録されている
・人文科学から社会科学、自然科学といった幅広い分野の文章を解くことができる
・空欄補充問題や並べ替え問題も収録されている
・要旨把握の練習ができる
といった点が挙げられます。
この本で紹介されているテクニックを身につけられれば、文章理解は攻略したも同然です。
解説を繰り返し読んで、メキメキと実力をつけましょう。
※もともと公務員試験用の問題集ですが、文章理解対策用として他の選択肢はありません(と言いたいぐらい素晴らしい問題集です)。
独学の方には、このコスパ最強の問題集を使うことを特におすすめします。
なお、問題集の効果的な使い方についてはこちらの記事で紹介しています。
文章理解の注意点
文章理解は勉強した分だけ確実に成果が出る分野です。
しかしながら、一朝一夕には実力がつかない分野でもあります。
そのため、なるべく早期に文章理解の勉強を始めることが重要です。
早めに文章理解対策を始めることには、読解力をつける以外にもう一つ大きなメリットがあります。
テキストも問題文も解説も全て日本語の文章で書いてあります。
読解力が上がることは、
・理解速度が上がり学習の効率が高くなる
・解答時間の短縮やケアレスミスの防止につながる
ことを意味します。副次的な効果も得られて一石二鳥です。
なるべく早めに文章理解の勉強に取り掛かることをおすすめします 。
過去問・模試の使い方
文章理解に関しては過去問を使った学習があまり有効ではありません。
問題の形式を把握する、難易度を知るといった使い方になるでしょうか。
模試は積極的に活用したいところです。
同じ文章が出題される可能性は限りなく低いですが、習得したテクニックを試す良い機会になります。
文章理解 練習 まとめ
法令科目が上出来だったにもかかわらず、一般知識で足切りにかかり、悔し涙をのむ方を数多く見てきました。文章理解分野は足切り回避の救済措置です。
一朝一夕には効果は出ませんが、勉強した分だけ必ず成果が出ます。
当記事で紹介した問題集のテクニックを習得できれば、文章理解の問題は驚くほど楽に解けるようになります。
できるだけ早く文章理解の問題に取り組めるよう意識して学習計画を立ててくださいね。
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